付録G SQLServer 2022 / SSMS インストール手順
この付録の使い方
Section titled “この付録の使い方”この付録は、Windows 端末に SQLServer 2022 Express Edition と SSMS(SQL Server Management Studio) をインストールする手順を説明します。
研修中は、SQLServer・SSMS・TrainingDB は 事前に用意されている前提 です。
この付録は、次のような場合に参照してください。
- 自分の端末で研修内容を再現したい
- 退社後・転居先など別の端末で C# + SQLServer の学習を続けたい
- 現場に配属された後、初めて SQLServer をインストールする
第 16 章「SQLServer 環境構築」は、ここで構築した環境の上で TrainingDB を作る章です。
先にこの付録を進めてから、第 16 章へ という順序になります。
| 項目 | 要件 |
|---|---|
| OS | Windows 10 または Windows 11(64 bit) |
| ディスク空き容量 | おおよそ 10 GB(SQLServer + SSMS) |
| インターネット接続 | インストーラーのダウンロードと、初期セットアップ時の依存パッケージ取得に必要 |
| 権限 | 管理者権限が必要(インストール時に UAC ダイアログが出る) |
G-1 SQLServer 2022 Express Edition のダウンロード
Section titled “G-1 SQLServer 2022 Express Edition のダウンロード”- ブラウザで 「SQL Server Express ダウンロード」 と検索する
- Microsoft 公式の 「SQL Server のダウンロード」 ページを開く
- Express Edition の 今すぐダウンロード をクリックして、
SQL2022-SSEI-Expr.exeを保存する
Express / Developer / Standard の違い
- Express:無償。データベースサイズ 10 GB まで。本研修・個人学習に十分。
- Developer:無償だが、開発・テスト用途のみ。機能は Enterprise 同等。
- Standard / Enterprise:有償。本番運用向け。
本研修では Express で問題ありません。
G-2 SQLServer 2022 のインストール
Section titled “G-2 SQLServer 2022 のインストール”ダウンロードした SQL2022-SSEI-Expr.exe をダブルクリックすると、インストール種別を選ぶ画面が表示されます。
TODO: 図G-1「SQLServer インストール種別選択画面」を挿入する
基本 を選択してください(「カスタム」「メディアのダウンロード」もありますが、本研修では「基本」で十分です)。
ライセンス条項
Section titled “ライセンス条項”ライセンス条項を確認して 承諾 をクリックします。
インストール場所
Section titled “インストール場所”既定の場所(C:\Program Files\Microsoft SQL Server)のままで インストール をクリックします。
インストールが進行し、5〜15 分ほどで完了します。
インストール完了画面
Section titled “インストール完了画面”完了画面には、次のような情報が表示されます(値は環境により異なります)。
| 項目 | 例 |
|---|---|
| インスタンス名 | MSSQLSERVER(既定インスタンス) |
| サーバー名 | DESKTOP-XXXX |
| 接続文字列 | Server=localhost;Database=master;Trusted_Connection=True; |
| SQL 管理者 | DESKTOP-XXXX\username(Windows ユーザー) |
TODO: 図G-2「インストール完了画面」を挿入する
「今すぐ接続する」 を選ぶと、コマンドプロンプトの sqlcmd が起動して動作を確認できますが、本付録では次の G-3 で別の方法で確認します。
名前付きインスタンスでインストールした場合(参考)
Section titled “名前付きインスタンスでインストールした場合(参考)”「カスタム」でインスタンス名を指定した場合は、サーバー名が localhost\<インスタンス名> になります(例:localhost\SQLEXPRESS)。
このときは、第 16・17 章の接続文字列やサーバー名の指定を localhost\SQLEXPRESS に読み替えてください。
研修標準は 既定インスタンス(MSSQLSERVER) で、サーバー名は localhost です。
G-3 インストール後の確認(サービス起動)
Section titled “G-3 インストール後の確認(サービス起動)”SQLServer は Windows のサービス として常駐します。次の手順で起動を確認します。
- Windows の スタート で「サービス」と検索 → サービス アプリを開く
- 一覧から
SQL Server (MSSQLSERVER)を探す - 状態 列が 「実行中」 になっていることを確認
TODO: 図G-3「サービス アプリで SQL Server を確認」を挿入する
「実行中」でない場合は、SQL Server (MSSQLSERVER) を右クリック → 開始 で起動します。
PC を再起動しても自動で起動するように、スタートアップの種類 が 自動 になっていることも合わせて確認してください。
G-4 SQL Server Management Studio (SSMS) のダウンロード
Section titled “G-4 SQL Server Management Studio (SSMS) のダウンロード”SSMS は、SQLServer に GUI で接続してテーブル作成・SQL 実行・データ確認などを行うツールです。SQLServer 本体とは別のインストーラーです。
- ブラウザで 「SSMS ダウンロード」 と検索する
- Microsoft 公式の 「SQL Server Management Studio (SSMS) のダウンロード」 ページを開く
- 日本語 の 無料ダウンロード をクリックして、
SSMS-Setup-JPN.exeを保存する
SSMS のバージョン
SSMS は SQLServer のバージョンと独立してリリースされており、新しい SSMS は古い SQLServer にも接続できます。最新版を選んで問題ありません。
G-5 SSMS のインストール
Section titled “G-5 SSMS のインストール”ダウンロードした SSMS-Setup-JPN.exe をダブルクリックします。
TODO: 図G-4「SSMS インストール画面」を挿入する
インストール先(既定で問題なし)を確認したら インストール をクリックします。 完了まで 5〜10 分ほどかかります。完了画面が出たら 閉じる をクリックします。
PC の再起動を促されることがあります。指示に従って再起動してください。
G-6 SSMS から localhost に接続できることの確認
Section titled “G-6 SSMS から localhost に接続できることの確認”- Windows の スタート から Microsoft SQL Server Management Studio 〇〇 を起動する
- 「サーバーへの接続」ダイアログで次のとおり入力する
| 項目 | 値 |
|---|---|
| サーバーの種類 | データベース エンジン |
| サーバー名 | localhost |
| 認証 | Windows 認証 |
| 暗号化 | オプション(Optional) |
| サーバー証明書を信頼 | チェックを入れる |
- 接続 をクリック
- 左側にオブジェクトエクスプローラーが表示されれば成功
TODO: 図G-5「SSMS で localhost に接続成功した状態」を挿入する
このダイアログでサーバー名 localhost が候補に出てこない場合、SQLServer のサービスが「実行中」になっているか、付録 G-3 で再度確認してください。
ここまで来たら、第 16 章「SQLServer 環境構築」 に進めます。第 16 章では、この SSMS を使って TrainingDB を作っていきます。
G-7 アンインストールしたいとき(参考)
Section titled “G-7 アンインストールしたいとき(参考)”SQLServer / SSMS の入れ替えや、別の端末への移行で、いったん消したい場合の手順です。
SQLServer のアンインストール
Section titled “SQLServer のアンインストール”- Windows の 設定 → アプリ → インストールされているアプリ を開く
- Microsoft SQL Server 2022 を探して アンインストール をクリック
- アンインストーラーが起動するので、削除するインスタンス(
MSSQLSERVER)と機能を選ぶ - 既定のままで進めれば、ほぼすべて削除される
SSMS のアンインストール
Section titled “SSMS のアンインストール”- Windows の 設定 → アプリ → インストールされているアプリ を開く
- SQL Server Management Studio を探して アンインストール をクリック
データの削除に注意
アンインストールすると、
TrainingDBを含む全ユーザーデータベースも削除されます。 残しておきたいデータは、事前に.bakファイル(SSMS の「バックアップ」機能)としてエクスポートしてください。
よくあるトラブル
Section titled “よくあるトラブル”| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| インストーラー実行時に SmartScreen の警告 | Windows の保護機能で外部 .exe をブロック | 「詳細情報」→「実行」 |
| インストールが「他のインストールが進行中」で止まる | 別の Windows Update / インストールが進行中 | しばらく待ってから再実行、または再起動 |
| インストール完了後に SSMS で接続できない | SQLServer サービスが停止している | G-3 を参照して開始 |
| 接続時に Error 53 | サーバー名の typo、または名前付きインスタンス | サーバー名を localhost または localhost\SQLEXPRESS に |
| 接続時に Error 18456 | Windows ユーザーが SQLServer ログインに登録されていない | 管理者ユーザーで SSMS を起動して再接続。または DBA に依頼 |
| ポート 1433 競合 | 他のアプリ(別バージョンの SQLServer 等)がポートを使用 | サービスを停止するか、SQL Server 構成マネージャーでポート変更 |
| 日本語が文字化けする | OS の言語設定とインストーラー言語の不一致 | OS の言語設定を日本語にしてから再インストール |
関連リファレンス
Section titled “関連リファレンス”- 第 16 章 SQLServer 環境構築(
TrainingDB作成) - 第 17 章 C# からデータベースを操作する(SQLServer 接続コードの基本)
- 付録 E トラブルシューティング集
- Microsoft 公式ドキュメント:
https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/