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生成AI時代の自社データベース入門

業務データを「AIで使える形」に整える設計とSQLの基礎

この研修は、生成AIの使い方やSQL構文を広く学ぶ研修ではありません。 業務で生まれるデータの意味と関係を整理し、データベースとして正しく設計することを中心に学びます。

設計したデータベースはMySQLへ構築し、必要最小限のSQLで登録、検索、更新、結合、集計を行います。 研修の仕上げでは、講師PC上のローカルLLMから同じ構造のデータベースを参照し、 出荷予定への回答と出荷指示書の下書き生成を体験します。

この研修の基本姿勢

AIのためだけに特別なデータベースを作るのではありません。 業務のためにデータを正しく整えることが、結果としてAIからも利用しやすい土台になります。

レビュー用先行公開について

お客様向けの説明と内容レビューのため、教材トップ、第1章から第6章、付録Aを公開しています。 第2章から第5章と付録Aには、プレゼンで公開範囲を説明するための簡易ロックを設定しています。 このロックは研修運営・営業上の簡易制御であり、本格的なセキュリティ保護ではありません。 本文、図、演習は引き続きレビューし、研修本番までに改訂します。 第3~5章のSQLはMySQL公式仕様と静的に照合していますが、指定する実習環境での 一括実行確認は今後行います。第6章はローカルLLM部分を検証済みですが、 MySQL実接続、完全オフライン、教室内LANでの同時利用は追加検証が必要です。

研修終了時には、次のことができる状態を目指します。

  1. 業務資料から、管理すべき対象、項目、関係を見つける
  2. 主キーと外部キーを持つ複数のテーブルを設計する
  3. 問題のある表を第1正規形から第3正規形まで整理する
  4. MySQL Workbenchを使い、設計したデータベースを構築・操作する
  5. 結合と集計により、業務上の問いへ答えられることを確認する
  6. 整理されたデータを、AIが検索や帳票作成に利用する流れを説明する

全章を通して、架空の飲料メーカー「みなと飲料」の出荷予定管理を扱います。 缶飲料とペットボトル飲料について、商品、取引先、出荷日、数量、予定状態などを整理します。

会社名、商品名、取引先、住所、数量はすべて研修用の架空データです。 2026年11月19日を業務上の基準日とし、「明日」は2026年11月20日として扱います。

章テーマ主な到達点公開状況
第1章生成AI時代のデータベース入門DB、表計算、文書RAG、構造化データ検索を区別する公開中
第2章業務データをテーブルとして設計する管理対象、項目、主キー、外部キー、関係を考える🔒 簡易ロック
第3章MySQLでデータベースを構築・操作するテーブルを作り、必要最小限のSQLで操作する🔒 簡易ロック
第4章複数テーブルから必要な情報を取り出す結合と集計で業務上の問いへ答える🔒 簡易ロック
第5章正規化して業務データベースを完成させる第1~第3正規形へ整理し、完成DBを構築する🔒 簡易ロック
第6章構築したデータベースをローカルAIから利用するDB検索、回答、帳票生成、安全確認を体験するレビュー用公開中
付録ASQL練習ノート基本SQLを一巡し、第1~第3正規形を別題材で復習する🔒 簡易ロック

研修は2日間・14時間です。昼休憩を除き、各日4回程度の10分休憩を含みます。

  • 受講者PC:MySQL Server、MySQL Workbench
  • 講師PC:ローカルLLM、ローカルMySQL、研修用のAI連携画面
  • サンプルデータ:架空の飲料メーカーの出荷予定データ

受講者自身によるGit操作は行いません。 演習ではデータベースの設計、MySQLへの構築、結果の確認に時間を使います。

最初に、第1章でデータベースと生成AIの役割を整理します。 「明日の缶飲料の出荷予定は何ケースか」という問いへ、 AIがどの情報を、どのように探して答えるのかを考えてみましょう。

第1章「生成AI時代のデータベース入門」へ進む